■ワンポイント・エッセイ
講師の満足度(2)自分にとっての満足度 その2 占部正尚
頭の中で同心円を描いてください。真ん中に円があり、それを
取り囲むようにひと回り大きな円、さらにひと回り大きな円、と
いったように、だんだんと輪が広がっていくイメージです。
次に、真ん中の円に講師としての「自分」、ひと回り大きな円
に「受講生」、その向こう側に「顧客企業」、さらに向こう側に
「社会」と書き込んでください。
お気づきの方も多いと思いますが、この同心円は満足の輪が広
がっていく様を表しており、これから満足できたところに色を付
けていきます。
新人の講師の方は、一生懸命に講義することで精一杯かも知れ
ません。同心円に色を付けるとすれば、中心円、すなわち自分の
部分を薄く塗ることになります。
この時点では、受講生や顧客企業、ましてや社会の部分には色
が付かないケースが多いでしょう。もちろん、それでも構いませ
ん。まずは自分が講師として認められる最低限のレベルを確保す
ることが求められるからです。
認められるためには、講義に必要な知識・情報を本やネットか
ら仕入れ、セミナーに参加して勉強し、話す練習を何度も繰り返
し行うことになります。
こうした努力を積み重ねていくと、中心円の色が次第に濃くな
っていき、気づくと、向こう側の受講生や顧客企業の部分が薄く
色づいているはずです。
この次の段階としては、やはり受講生や顧客企業の部分の色を
濃くしていくための考え方や努力の仕方が重要です。
講師の満足度(2)自分にとっての満足度 その2 占部正尚
頭の中で同心円を描いてください。真ん中に円があり、それを
取り囲むようにひと回り大きな円、さらにひと回り大きな円、と
いったように、だんだんと輪が広がっていくイメージです。
次に、真ん中の円に講師としての「自分」、ひと回り大きな円
に「受講生」、その向こう側に「顧客企業」、さらに向こう側に
「社会」と書き込んでください。
お気づきの方も多いと思いますが、この同心円は満足の輪が広
がっていく様を表しており、これから満足できたところに色を付
けていきます。
新人の講師の方は、一生懸命に講義することで精一杯かも知れ
ません。同心円に色を付けるとすれば、中心円、すなわち自分の
部分を薄く塗ることになります。
この時点では、受講生や顧客企業、ましてや社会の部分には色
が付かないケースが多いでしょう。もちろん、それでも構いませ
ん。まずは自分が講師として認められる最低限のレベルを確保す
ることが求められるからです。
認められるためには、講義に必要な知識・情報を本やネットか
ら仕入れ、セミナーに参加して勉強し、話す練習を何度も繰り返
し行うことになります。
こうした努力を積み重ねていくと、中心円の色が次第に濃くな
っていき、気づくと、向こう側の受講生や顧客企業の部分が薄く
色づいているはずです。
この次の段階としては、やはり受講生や顧客企業の部分の色を
濃くしていくための考え方や努力の仕方が重要です。
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